SecHack365に合格しました

はじめまして、まどと申します。この度、SecHack365に合格したということをきっかけにブログを開設することにしました。今回は応募に至った経緯を書き記そうと思っています。

前述の通り、私はSecHack365に何の幸運か合格することができました。これは国立研究開発法人情報通信研究機構さんが主導で行っている長期のハッカソンで、25歳までの学生や社会人を対象に公募を行い、第一線で活躍されている素敵なトレーナーの方々のお力添えをいただきながら、サイバーセキュリティに関わるモノづくりを行っていくセキュリティイノベーター育成プログラムです。

sechack365.nict.go.jp

参加に至った経緯

実は私は今年のネットでの紹介記事を見るまではSecHack365のことは存じていませんでした。軽い気持ちで記事を読んでいると「学生は50万の参加費が無料」という文章に目が釘付けになりました。自分は陸の孤島と称される田舎に住んでいるため、移動費という点がネックでこうしたイベントは今まで諦めていたのですが、無料だったらワンチャンあるなということでとりあえず応募して課題を見てみました。

規則上どんな課題が出たのかを説明することはできませんが、けっこう難しそうというか、時間がかかりそうな課題が出ていて、さっそく心が折れました。

「移動費がネックでこうしたイベントを諦めてきた」とイキってみたのですが、どちらかというと諦めてきた理由としては「課題にビビった」という理由の方が大きなものでした(セキュリティキャンプも一度参加してみようと課題を見てみたのですが、なんか別次元だなと思って諦めた経験があります)

ただ、現在の年齢を考えるとこれが最後のチャンスだと思い、心を入れ替えて頑張ろうという気持ちが沸々と湧いて、SecHack365に応募することを決心しました。実際にはギリギリまで踏ん切りがつかず、提出日当日に課題に取り組み始め、書きながら何度も「やっぱやめるか…」「いやどうせダメで元々だし…」と気持ちが揺れつつ、公式の方からのまずは応募しないと始まらないというメッセージにも勇気づけられ、なんとか書き上げることができました。

合否の連絡は電話で行うという旨が公式Twitterに記載されていたのですが、自分はそれを知らなかったので電話をすぐに取ることができませんでした。30分ほど遅れて電話があったことに気づいた私は急いで折り返しそこで合格の旨を告げていただきました。まさかあんな状態で応募した自分が受かるとは夢にも思っていなかったのでかなり驚きました。

結論

実際に参加してみるとプロの方が多く、大変萎縮してしまったのですが、自分のできるところから、そのドメインをじわじわとでも伸ばしていけるように努力をしているところです。

ここまで課題に対する不誠実だった部分を書き並べてしまうのは落選してしまった方に対する侮辱にあたりそうで非常に悩んだのですが、来年度もしかしたら私と同じように直前で諦めてかけてしまう人がいるかもしれないと考えて書き残しておくことにしました。

来年度SecHack365の参加を迷った方がメッセージ検索でこの記事を見つけ、もしかしたらいけるかもと安心したり、こうはなるまいと反面教師にしたりすることを願い、筆を置きます。